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石井桃子さん死去

4月
03

息子がもうちょっと大きくなったら必ず読ませるつもりの「くまのプーさん」。
私も小学校4年の時に行っていた習字の先生の家にあったのを挿絵に一目惚れして借りて読み、借りるのに飽き足らず買ってもらって読み、こっち(大阪)に引っ越してきてからまた買って大人になってからも読んだ、そしてまたこれからも読み続けるであろう心の一冊である。(プー横町も入れると2冊)
暖かく、それでいてクスと笑わずにおれない面白おかしい言い回し。
この素晴らしい翻訳家である、石井桃子さんが亡くなられたそうだ。
何と、101歳!
でもまだまだもっとたくさんの児童文学を紹介して欲しかった。
息子に初めて買ってあげた絵本、「うさこちゃんひこうきにのる」も石井桃子さんの訳。
今はどちらかというと見るより食べる方が好きなようで、1ページ目はビリビリに破れているが…。
ご冥福をお祈りします。

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クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))
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お花見

4月
03

先週末、友人たちと桜の名所にて花見を敢行したのだが、実際花は1分…いや、五厘咲きといったところであまり花見をした気にはならなかった。(ピクニックという感じ)
今週はほぼ満開ということらしいので、近所の隠れた桜名所へ息子と散歩がてら花見に行く。
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見事な枝垂れっぷり!地面すれすれまで垂れ下がっていた。
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毎日行ってる公園のユキヤナギも、見事な満開っぷり。
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ここもなかなかいい枝っぷりであった。

離乳食って難しい

3月
27

離乳食講習会その2に行ってきた。
「中期」と思ってたら「後期〜完了期」の講習会らしかった。よく考えたら、もう息子は後期に突入するみたいだ。始めるのが少し遅かったからまだまだ中期!と思い込んでたのに…
正直どんなものを食べさせればいいのかよくわからないまま、ダラダラとドロドロに煮たり炊いたりしたものを与えていたが、講習会では「もう、大人と同じ物を食べさせてもいいぐらいです!味付けしているやつでも全然構いません。(もちろん濃過ぎるのとか油物なんかはダメだけど)」とか言われたので目から鱗がはらはらとこぼれ落ちた。まじですか?来てたママさんみんな「えー!?そうなん??」みたいな感じだったんですが。
食べ物を飲み込む練習が十分できたら、歯茎で噛む練習をさせてやらないと、いつまでも「食べ物は噛まずに飲み込むものだ」と思い込んでしまうため、自分でスプーンを使って食べるのがどんどん遅れますという事。なので、次のステップ「掴み食べ」という、「自分で持って口に運ぶ事ができる」練習をしなければならんそうだ。つまり、ドロドロのものを食べさせてたんでは掴んで食べる事ができないので、手で掴める程固い物を与えてください。ということであった。確かに納得。しかも、大人と同じもの食べられるのは、作る方にとっては非常にラク!うちの子はデカいから、9ヶ月を待たずして後期に行っても別にいいだろう。さっそく今日からチャレンジしてみよっと!と意気込んでいると…
「でも!こんなことを講習で聞いてきたからといって、すぐに今日から急に固くしちゃう方が結構いらっしゃいますが、今までドロドロだったものをすぐに固くしたって赤ちゃんは絶対に食べられません!ですので、徐々に様子を見ながら固くしていってあげてくださいね。」
季節の変わり目の今時分は、着るものが難しいですよね。それと同じぐらい、離乳食の変わり目も難しい!いいや、着るものなんか比べもんにならんぐらい難しい。ドロドロとカタカタの間。冷静と情熱の間。とりあえず今日、急に固いチーズトースト(持ちやすいように長細くカット)を与えてみた。
もちろん、息子の反応は「ウェっ!」であった。とりあえず持たせてみても、床にポイ。そらこんなもんいきなり食えるわけないわなと思い…。結局スープに浸してトロトロになったのを与えたら、ひょいぱくと食べた。
でも、今まで全然食べようとしなかった「赤ちゃんせんべい」なるものは、持たせると弄びながらたまに口に運んで食べているようではある。それだけでも褒めてやっていいと思うのだ。だって、8ヶ月前までは泣くしかできなかったのが、手でせんべい弄んで、たまに口に入れては「まず〜〜…」って顔してポイっと捨て、また拾って口に持ってって…(最後は私が食べちゃう)というような高度な技が出来るようになったんだから。
まぁぼちぼちやってくか。
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離乳食と言えばこれ!って感じの「湯のみがゆ」。

熱が出た

3月
23

用事で梅田へ出たときの事。
スリングで抱っこしていた息子が、「この子、こんなに重かったっけ?」と感じる。
重いのはホントに重いのだが、今日は特に重いぞ。と感じはじめ、スリングが当たっている背中の部分がしびれているように感じはじめた時点で、「もしかして、私、熱出て来たかも」と夫に言う。
肩の凝りや喉の痛み、背中の痛さとかを考慮し、自己診断したところ完全にこりゃ風邪だ!と思い、帰りに薬局で「授乳中も飲める風邪薬ください!」と言うと「そんなものありません」と言われた。
葛根湯とか渡されそうになったけど、即効性がないものには子育て中の私には全く意味がないので買わなかった。
という訳で、食欲はあったので、レバニラ炒め(にんにくたっぷり)と豚汁を夫に作って頂き、息子と一緒にさっさと寝ることにした。
どんどん熱が上がっていく感じがわかり、かなりしんどい。
38.5度まで上がったのを確認した後、眠りに落ちる。
朝、目覚めた時には熱が下がっていた(36.5度=私の平熱)。
薬なんていらんやん!!
よっぽどの高熱(39度とか40度)にならない限り、熱出たらそのまま放っといて寝た方が治るの早いような気がする。
下手に解熱剤とか飲んで、その時だけラクになっても、やはりウィルスと戦うにはあの熱が必要なのだ。風邪とは自分VSウィルスの戦争なのである。
まぁ「久々に一日中寝させてもらえるかも」と思ったのが、朝には治ってたので残念ってのはありますが。

ポッカポカ

3月
18

何かと忙しい時期。今月入ってから、すごくたくさん人と会ったような気がする。
ブログのネタもたくさんあるのだが、一向に更新する暇がなく、たまったまま。
ちょろちょろと小出しにしていこうと思う今日この頃。
暖かいので近所の小さな動物園へ行ってみた。
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鹿も暖かくてほとんど寝ていて、最初は鹿せんべいを与えても見向きもしてくれなかった。
でもまぁしばらくしてやっと重い腰を上げてくれ、我々の方へ来てくれた。
怖がるかと思いきや、息子はいきなり鹿っパナを触りまくってた。
まだ怖いという意識はないのかな?母的には、噛まれないか心配だったが…。
むしろ、鹿の方が嫌がっていたかも?
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この立派な角の羊は素敵だったなぁ。
草食動物の多いこの動物園。とてものん〜びりした空間であった。

語感 その2

3月
13

夫が仕事で大正区へ行く用事があるというので、同行する。
大正区と言えば、大阪に居ながらにして沖縄を体験できる街。
「絶対さーたあんだぎー買ってかえる!」と半ばシャレのつもりで言っていたら、さすが!フツーに売ってるんだな。
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6個入り300円。糸満ショップ(とてもディープな場所にあった)にて。
「サンクス平尾」という商店街の沖縄物産店で(店名を失念)こんなものも購入。
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左:「タンナファクルー」これは「げたんは」と味といい食感といい、とても似ていた。
右:「ちんびんMIX」ちんびんというお菓子を私は何度も沖縄に行っていながら知らずにいた。沖縄版クレープって感じだろうか?まだ作ってないけど、バナナとか巻いて食べたら美味しそう。
真ん中:「さーたあんだぎー」。かなり美味かったのでむさぼり食う。残り1個の状態。
「さーたあんだぎー」に「たんなふぁくるー」に「ちんびん」。
なんとも、素敵な語感のお菓子たちである。

語感

3月
04

昔から不思議な語感のネーミングに興味を示す傾向のある私。
昨日もスーパーで見つけて即買い。
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鹿児島名物 「げたんは」
熊本名物「だごじる」といい、私の語感アンテナをビンビン震わすネーミングは、どうやら九州以南に多いようだ。
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何とも素朴な黒糖の焼き菓子。ディスイズ南国の庶民のお菓子!という感じがたまらない。
何度も唱えたくなる呪文のような「げたんは」というネーミング。「んは」で終わる言葉ってそうそう巡り会えないよね。(「は」は、もちろん「わ」ではなく「は」本来の発音よ)
今年は「げたんは」が関西でブレイク!な予感。

初めての…

2月
26

友だちから、Bjorkのライブに急に行けなくなったので替わりに行ってくれないか?と誘われた。
前から行きたいなーと思っていたのだが、今日は夫が名古屋出張で留守だから息子を見てもらえないので無理。と残念ながらお断りした。
が、数時間後にまた再度電話があり、「一緒に行くKちゃんのところにも生後5ヶ月の赤ちゃんがいて、そこの旦那さんが、一人も二人も変わらないだろうって事で、預かってくれるらしいから何とか行ってくれないか」と懇願される。
Kちゃんの家は大阪城ホールから車で10分ほどとの事で、ライブと行き帰り合わせても3時間ぐらい。だったら何とかなるかなーと思い、承諾!
しかし息子にとって、初めての「親以外の人(というか私も数回しか面識がない)に預けられる」経験である。果たしてどないなるのだろうか?
後ろ髪を引かれつつ、結構旦那さんとおもちゃで遊んだりニコニコ機嫌の良さそうな時を見計らって、シレーっと女二人はビョークライブへ。
開演ギリギリに到着し、席についた時には始まっていた。
ついさっきまで授乳してた現実とは180度真逆のテクノロジーの音の洪水。最近のビョークはほとんどと言っていいほど聴いてなかったんで、果たして盛り上がれるだろうか?と一抹の不安もあったが、おそらく一度もビョークを聴いた事がない人(ビョークを知らない人でもいいや)が観たとしても、アレは凄いと思うだろう。ほんま完璧なライブで、二人して曲が終わる度に「すっげー!すっげー!」とボキャブラリーのなさを反省しつつもそればっかり言っていた。丸いモニターに四角いパーツを置くとどんどん波形が変わって行く様をビジュアルでも見れて音も変わるすごい機械(ReacTableというらしい)や、モニタを手で触るとスライダが動くミキサーとか、Tenori-onとか、何やらすごい最新テクノロジーを観たり聴いたりする事ができ、さらにそこにビョークのすさまじい声量のヴォイスが絶妙にのっかって…説明すればするほど陳腐だが、こんな凄い事をサラっとやってのけてるのが凄い。「完璧」と言うのはまさにこういうものを言うのであろうと思った。
いやー、最後のHyperBalladは凄かった。ブッキブキ。あれはもはやレイヴだった。
と、感動している間にも息子の事は常に頭の中をかすめておった訳で(言い訳じゃないよホント)、終演後に直ちにKちゃんが携帯の電源を入れると、旦那様から何通もメールが届いていた。
内容は…
「あかん、無理!」
「ヤバい!マジ無理!」
「無理無理(×50回)……」
冷や汗タラリな母親二人。
何と、うちの子、私たちが出かけてから1時間45分、泣き続けてたとの事。
つられてそこの赤ちゃんも泣き出すわで、2人同時に泣かれて修羅場だったらしい…
1人も2人も一緒…ではなかった、2人いれば泣き声は2乗になるのだった。
本当に申し訳ない&ありがとう!旦那様。あなたは凄い!
帰ったら疲れ果てて寝ていた我が息子、初めてのお留守番、お疲れさま&ごめんなさい!
想像はしていたが、その日は帰ってからも全然目を合わせてくれず…
拗ねまくって不貞寝してしまった。まぁ可愛いもんですがね。
もちろん朝起きたら、全く元の息子に戻っておりましたが、そういう経験を経た後は、母も愛しさひとしおで、更に育児に精進しよう!という気になるものなのです。許せ、我が子よ。

ヴォルタ
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Henri Salvador est mort

2月
17

市川崑監督が92歳で亡くなられた。
それと同じ日にフランスではアンリ・サルヴァドールが逝去。
こちらも90歳の大往生。音楽活動暦70年!
実に私の人生の2倍。
2人の巨匠に、謹んで衰悼の意を表します。

Amazon.co.jp:サルヴァドールからの手紙

いちごのパルフェ

2月
13

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夫の仕事の納品について行き、待ち時間に入ったロイヤルホスト。
ファミレスって…ファミレスってこんなに子連れに優しい場所なのね。
クセにならないように気をつけよう…。
その時は時間がなくて食べられなかったゲランドの塩キャラメルアイスのパルフェを、近所のロイホにてリベンジ。
ホント、パフェなんて食べたの何年ぶりだろうか。
最近「塩キャラメル」なるものが流行っているらしいが、どこがどう塩なのか?
イマイチわからず。

しかし美味かった。
母乳にはヨクナイと知りつつ、母乳が出てる間に食いたいだけ食っておきたい(食べても食べても太らないので)と思いはじめて、最近は(前からだが)本気でヤバいくらい食べまくっている。
そろそろ本気でセーブしていかないとヤバいだろうと思い、ひょっとして体重増えてきてるんじゃないか…と体重計に乗ってみるも、全く増えていなかった。むしろ減っていた。恐るべし、母乳の力!

今のうちに、ランチバイキングとか行き倒しておきたいものだ。