イタリア料理教室

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うちの隣の旧公民館で開催のイタリア家庭料理教室へ行って来ました。

先生は料理家でもなんでもない、ただのイタリアの家庭のお父さんでした。というと身も蓋もないが、そういう紹介だったのでいいとしよう。

とても大雑把な男の家庭料理を披露してくれ、大雑把な男の料理が大好きな私としてはかなり得るものがありました。



メニューは、

アンティパスト:エビのカナッペ

プリモピアット:サケのパスタ(タリアテッレ)

セコンドピアット:魚のスープ

コントルノ:ミックスサラダ

ドルチェ:パネトーネのクリーム添え



と盛りだくさんで、はたして2時間で作って食べられるのか心配でしたが案の定オシにオシた。一番ウマかったのは魚のスープでした。全然特別なことはしておらず、味付けは塩だけのさすがは家庭料理って感じだったけど、魚介類のスープがふんだんに滲み出て、最高のスープを生み出しており、あんだけの材料(タラとかムール貝とかアサリとかエビとかイカ)があれば人間様が何も変わったことしなくても短時間で立派なスープが出るのだなと思いました。家でも作りたいけど、さすがに材料費がすごそうだしちょっと無理そうだけど、お客さんがくるときなんかに作りたい一品。

あとパネトーネのクリーム添えはさっぱりしてすごく美味しかった。パネトーネはさすがに既製品を買ってあってクリームだけ作ったんだけど、レモンの皮をすりおろして入れたりなんかするところが欧米っぽいなと思った。私なんかはカスタードクリーム自体を作ったことがなく、作るとしてももっと気合いを入れて時間かけて分量もきっちり計って作るもんだと思い込んでたけど、ほんとにさくさく目分量でテキトーに作って行くところがさすが欧米だなと思った。先生は「小さい頃お母さんが作ったこのクリームをこっそり冷蔵庫をあけてひと舐めするのが楽しみの一つだった」とか言ってたけど、なんかモロに欧米な絵が脳裏に浮かんでくるようなエピソードだ。



料理教室とか初めて行ったけど、意外と知らない人と料理するというのも、妙な連帯感が生まれるような感じがいい。料理はほとんどしたことがないというようなおっちゃんも来てて楽しんでいたし、隣のグループよりウチのパンの切り方の方がオシャレだとか、変に張り合ってみたりとか、家庭科の実習みたいな感じで面白かった。先生がほとんど日本語喋れないのも面白かった。(もちろん奥さんが通訳してくれるんだけど)またぜひ参加したい。

サラタ

※写真は早く食べた過ぎで付け合わせのサラダにフォーカスを合わせてしまい(それもボけてるが)、メインのパスタがえらいピンぼけになってしまって残念。遠くにボケてる赤いのが絶品魚のスープ。

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