久しぶりに

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育児ってほんとに大変である。とはよく聞いてはいたものの、これほどとは。と今更ながら思います。
半年くらい前か、あまりに毎日子供の事ばかりで、私って子供産む前どんなことをして毎日過ごしてたんだっけ?と、思わず忘れそうになるような時があった。
なんとなく、これはヤバい兆候かもしれないと思い、自分の為に何かやらなければ...と、再び始めたのが編み物である。
しかも自分が着たいものを作ろう!と思い、手元に合った本の中でいい感じのものを見繕い、全く同じ糸を楽天のショップで通販購入して作った。お店はここ⇒手芸材料の通信販売 シュゲール

息子が寝ている間だけでも、一つの事に集中して、出来上がりが目に見えていく感じは、大変精神衛生上良く、何とか「自分」を取り戻せたような「気」がしたような。
さて、編進めていくに連れて、「何か小さいような気がする??」と思いはじめる。前見頃が出来上がったとき、「どー考えてもこれは私には小さ過ぎるっ!」と思わず断念しそうになった。
何故、本の通りの毛糸と同号数の針を用いたのに、小さくなるんだよー!
と思ったけど、ゲージとかいうものを甘く見過ぎていたね。私は結構きつく編むタイプなんだな。1段で1mmずれたとしても、最終的に50段編めば5cmの誤差になるんだね。すごいね。気付くの遅過ぎたね。

だが、ほどくのもじゃまくさいので、お友達の娘さん(11歳)のところにお嫁に行って貰おうと、それをよりどころに編み上げた。
090610_1.jpg
久々の達成感!(白いマフラーも編んだのだ)
育児では挫折や頓挫ばかりの毎日であるが、この後から徐々に息子と一緒に遊びつつ、自分の好きな音楽を聴いたりと心の余裕ができたような気がする。
なんか、「エディット・ピアフ-愛の讃歌」でモルヒネ中毒を治したいと医師に告げる(多分)シーンを思い出した。
医師に「どうして治したいのか」と聞かれ、ピアフが「編み物をしたいから」というのが印象的だった。
ピアフの趣味が編物というのが意外すぎたが、今になって何となくわかったような気がした。

合間を見ながら延べ3ヶ月ぐらいかけて編み上げたこのチュニック(?)は、無事友達の娘さんとこに届いたらしい。着れたかしら?

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コメント(1)

すごい!この本の表紙と同じ。再現率高いね♪

サイズがちっちゃくなったおかげさまでウチの娘の元に嫁入りすることになりました。ありがとう。

シュゲールって手芸る?やるね!

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