Category Archives: ふんどしと読書

『子どもが体験するべき50の危険なこと』

Twitterで誰かがつぶやいてた本。
危ないからと言って、なんにもやらせないでいる方がよっぽど危険。
大人が読んでも面白そうなので、チェック。
動画は著書によるプレゼンテーション。微妙に笑わせてくれます。
子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)

夏休み読書感想文

8月に入ってから梅雨が明けたというのは、記憶の限りでは前代未聞なのだが、どうなのだろう。
やっと夏本番ということで、可能な限り保育所のプール解放に通って乗り切るつもり。
夏と言えば読書!ということで(?)近日古本屋にて数冊買い漁ったものを記録してみる。
イマサラ感が否めない、北杜夫の「どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)
ドッパマリ!面白過ぎて北杜夫大ファンになってしまった。むつかしい系のやつは読んだことあったんだけど、こんなにユーモアに溢れたお方だったとは。
こんな面白いものを今までシらなかったなんて、何と愚かだったことだろう。
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水産庁の漁業調査船に船医として乗り込んだ精神科医マンボウ先生の珍航海。今更説明するまでもなかろうが…ほんとに一緒に船で旅をしているような気になるのである。絶対無理だと思うけど、私もこんな旅がしてみたい!と心底思った。

どんなに航空機万能の時代になっても、船の持つ偉大な輸送力は何ものにも代えることはできない。日本は四方を海に囲まれているくせに、私たちは船舶の重要性を普段はほとんど顧みもしないのだ。

とあるが、最近息子に船の絵本をよく読んでやるんだけど、その挿絵を見てつくづく思っていたことである。荷下ろしのシーンではかならず何頭もの牛や、でっかい植木なんかが出てくるんだけど、確かにこんなもの運ぼうと思ったら船以外ありえないよなぁと感心していたところなのだ。
それからパリのT夫妻というのはもしや辻邦生ご夫妻のことかな?と思い、調べてみたところ、現在こんな物も刊行中なのであった。何ともタイムリーな企画でホント驚きである。
【特別企画】「パリ東京往復書簡 全38通」辻 邦生・北 杜夫
これもさっそく買って読んだが、友情とは本当に素晴らしいものだと感動せずにはおられない。持つべきものはこういう友達だよなぁと…しみじみ思う。
続きまして、松田道雄「私は二歳 (岩波新書)
「私は赤ちゃん」から約1年。読まねば読まねばと思いながらも息子が二歳になってから読んだ。育児には色んな悩みがつきないものだが、ほんとに松田先生の本を読むと一番ホッとする。
最後は玉村豊男「種まく人―ヴィラデスト物語
37歳で軽井沢へ移住し、後に農園「ヴィラデスト」を開くまでの記録。水も来ていない山を買い、農園を開く…うーむ、凄まじい。とても真似できない…が、都会暮らしの誰もが憧れる田舎暮らしの参考として。つうかヴィラデストめっちゃ行きたい。

石井桃子さん死去

息子がもうちょっと大きくなったら必ず読ませるつもりの「くまのプーさん」。
私も小学校4年の時に行っていた習字の先生の家にあったのを挿絵に一目惚れして借りて読み、借りるのに飽き足らず買ってもらって読み、こっち(大阪)に引っ越してきてからまた買って大人になってからも読んだ、そしてまたこれからも読み続けるであろう心の一冊である。(プー横町も入れると2冊)
暖かく、それでいてクスと笑わずにおれない面白おかしい言い回し。
この素晴らしい翻訳家である、石井桃子さんが亡くなられたそうだ。
何と、101歳!
でもまだまだもっとたくさんの児童文学を紹介して欲しかった。
息子に初めて買ってあげた絵本、「うさこちゃんひこうきにのる」も石井桃子さんの訳。
今はどちらかというと見るより食べる方が好きなようで、1ページ目はビリビリに破れているが…。
ご冥福をお祈りします。

うさこちゃんひこうきにのる (子どもがはじめてであう絵本)
ディック ブルーナ
福音館書店
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クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))
A.A.ミルン 石井 桃子 A.A. Milne
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読書の秋

秋?というにはあまりにも暑い。ウチの家は天井低いので殺人的に暑い。クーラー入れても暑い。いつまでこの暑さは続くのだろう?(今週いっぱいは続く見込みらしいね)

さて…本題。出産直後、気でも違ったようにうちにある新潮文庫をひっくり返し、Yonda?パンダの全プレに応募していたのが今日届いた。

文庫本はほとんどブックオフの100円コーナーで買うので、何か申し訳ないと思いつつ。20枚あっという間に集まった。もっとあったけど、マグカップが一番実用的で良さそうだったのでコレにした。うん、タダにしてはかなりかわいいぞ!(本買ってるんだからタダではないんだが…つってもほとんど古本だけど)

読書の秋。図書館で借りて来た本たち。

今の私的テーマは「出産・育児」と「外食」のようだ。

もうすぐ父の日なので

フランス父親事情
フランス父親事情
6月17日は父の日!という事で、この本をご紹介。
出生率2.0を誇るフランスでは、母子手帳だけでなく「父親手帳」が交付される。
開くと次のような「父親宣言」がなされているのだそうだ。

『この手帳は、父親であるあなたのためのものです。
妻ないし伴侶とともに、あなたは子供の誕生を待っています。あなたもあなたなりに子どもをこの世に送り出すわけです。あなたも、その子が成人するまで育てることを誓うわけです。母親にとってと同じくらい、父親にとっても子供の誕生を待ち出産を経験することは、自身に大きな変化をもたらす出来事であると、あなたは感じているはずです。
この父親手帳は、あなたの立場と役割を明確にするためのものです』

日本では女性は母子手帳を交付された時点で社会的にもれっきとした「母親」になるが、男性は子供が実際産まれて来るまで社会的にも「父親」とは認められないし、当然自覚もしにくいと思う。
今、私の手元にある某出産・育児ムックのサブタイトルだって、「生まれたて赤ちゃんとママのための本」とか書いてあるし父親など全く存在しないかのような扱いである(夫もこれには「なんでパパはないの」と突っ込みを入れていた)。
2002年から交付されたというフランスの「父親手帳」は、父親の権利回復の象徴のような意味があるのだとか。

父親が子供の世話をしないとか家庭に無関心だとかいうのは、もちろん社会の配慮の足りなさなども多いに関係あるだろうけど、妊娠中の自分の身体の変化に必死で「男にこの辛さが判るか!」等といい、妻が夫を家庭の中から疎外してきたことにも問題があるんじゃないかと、父親手帳が送られて来た時に思ったという妊婦の話が印象的。それからというもの出産というのは夫婦の共同事業だという認識が強まり、甘えるところは甘え、出来るだけ分かち合っていこうと思ったのだという。こういうのを聞くと「父親手帳なんて気休めだ」とも言えないもんだなと思う。

この本によれば、30年前と比べて母親の意識というのは特別変わっていないけど、父親の意識は相当に高くなったらしい。ちゃんとしっかり父親にならなくちゃ!という人がかなり増えたという。日本でも、検診に行くと夫婦揃ってエコーを見に来ている人たちが結構多い(うちもそうだ)。妻が妊娠してから毎月「たまごクラブ」を買って読むという男性も少なくないそうだし、男性の「父親としての意識」というのは日本でも高まっていると思う。昔なら家の中の事は妻にまかせっきり、帰ったら帰ったでふんぞりかえって新聞読んでるだけで良かった父親だけど、これだけ女性が外に出るようになり強くなってしまった現代、そんな父親像は時代遅れ甚だしい。現代には現代にマッチした理想の父親像というものが必要だ。だけどその理想の父親像というのはまだ「こうあるべき」という例がない分、現代の父親は様々な葛藤に悩まされるのかもしれない。

ただ意識が強過ぎてやりすぎるあまり、母親の立場まで侵害してしまうような勢いの父親もいるらしい。母親でも「しっかりやらなきゃ!」とがんばりすぎる人ほどノイローゼになりやすいというし、父親も同じだと思う。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしだ。

最初から父親である人なんていませんよ。誰もが父親に「なる」んです。自分の心と身体で感じたことに耳を澄まし、受け止め、感じた事に素直に行動すればいい

この本に引用されているジェラール・ストルック医師(著書:Je vais être papa)の言葉だけど、これから父親になる人はなかなかこういうアドバイスを受ける機会が少ない(母親には母親教室やなんかでこういう事はよく言われるのに)と思うので、ぜひこういった本を参考にして戴きたいと思う。他にも中世から現代に至るまでの様々な父親事情が書かれてあって興味深いし、女性にも身につまされることが多いので面白く読めた。

今読んでいる本

NHKのドラマも我が家では大流行中である。次回で最終回。寂しい。もっかい最初から見たい。続編相当な勢いで期待。みんなNHKの受信料ちゃんと払おう!
1回目を見逃しているので原作を買ってみた。鷲津政彦ってジャズピアニストやったんかい?え、しかもあんまり容姿はかっこ良くなさそうな…んなアホな!アランはゲームオタク??
私の中では既に大森南朋(かなりかっこいい)の鷲津が脳裏にくっきりと焼き付いてしまい…あんまりかっこ良くない鷲津を想像するにはちょっと無理がある。

私のような株とかファンドとか正直全くよくわかっていないドシロートには、あの専門的な経済用語の応酬には一苦労だが、話の展開が早くてとても読みやすい。ドラマになっている話なんかは出て来るのだろうか。今のところ全く違う話です。

ハゲタカ(上)
ハゲタカ(上)
真山 仁