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岡山へ小旅行

11月
25

先々週になるのだが、夫の先輩&同級生夫婦のお宅(なごみ農園)へ訪問するため、岡山は井原市へ小旅行。
9月にいく予定だったんだけど、あいにく息子の体調がすぐれず延期ということになり、どうせなら7年に1度のお祭り「神楽」に合わせて来れば?という事で、いって来た。
夫は14年前にもここに備中神楽を見に行ったそうなのだが。私は全く何の事やらわからないまま行く事になった。まぁ私は昔から、まず体験した後で知識を入れた方が頭に入りやすいタイプの人間だから、それでいいんだけど。
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とりあえず旅行2日目はぶどう畑の広がる清々しい空気の中、石釜で天然酵母パンを焼くのをお手伝い!朝から生地を捏ねたり発酵させたり、窯に火入れをしたり慌ただしいスケジュール。(と言っても私たちは子守りと荷物運びしかしてないけど)
子供たちは木の切り株で電車ごっこ(?)。結構な急斜面だったので歩くのも危なっかしいなと思ったけど、地元っ子はたくましい。パンツ一丁で縦横無尽に歩いていたもんなぁ。
息子はここにいるとまさに「都会っ子」という感じだ。
だけど、どこででも寝られる特技はここでも発揮していた。
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これが電気もない自然の中、石釜で焼きあげたパンである。
焼き上がりはまずまずいい感じという事だった。
(私にしてみたら感動的なまでに素晴らしい焼き上がりだと思うのだが、プロの世界には色々あるんだなぁ)
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備中神楽は夜から始まって、朝まで行われるんですって!
詳しくはこういうサイトを見て頂きたいが、最初はかなりウトウトしていたけどちゃんと見出すと結構面白い漫談みたいなのもあって、普通に笑えたりして面白かった。
太鼓がドンドン鳴ったりして結構大きな音が出てたにも関わらず、うちの息子はガン寝!
と思ったら夫もガン寝。どこででも寝られる特技はDNAか?
23時半頃になると大黒様が現れて「福の種」を巻く。餅とかおやつなんだけど、それを子供たちが袋にたくさん詰めるのだ。この日焼いたなごみ農園のパンも福の種になっている、という訳で、実はこの時、ようやく自分が今日お手伝いしたのはこれの為だったのか!と知ったのだった。(←遅すぎ)
最後のヤマタノオロチ退治が一番の見所という事だったのだが、残念ながら午前0時30分くらいにギブアップして帰る。
いやー、それにしても貴重な体験をさせて頂いた。
都会に住んでいるとこういう昔からの風習が今だに根強く残っているというのは、ほんと凄いなと思う。
次はぜひヤマタノオロチ退治を見てみたいと思った。
3日目の朝は、残ったパンを朝ご飯にいただく。美味し過ぎる!
さらに余った端っこパンやゆずバター、なごみ農園の無農薬野菜をたくさんたくさん貰って、帰路につく。
いつも旅行の後には疲れて何かと体調を崩す息子も、今回は全く大丈夫で、鼻水ひとつ出してなかった。
また一つ彼も成長したようだ。

おいも会

11月
12

近くの保育所で育てたさつまいものおいも掘りがあったそうで、そのおいもを近所の童たちにお裾分けしてくれるという「おいも会」へ行って来た。
前日から、公園でのママたちの話題は「おいも会行くー?」で持ち切り。
こういうの目の当たりにすると、あぁー日本って昔から実はあんま変わってないんじゃないか?(もちろんいい意味で)
てな気持ちでいっぱいになるのは私だけだろうか。
先日、私が買った「紅あずま」は、結構高かったにも関わらず、あまり美味しくなかった。最悪!美味しくない紅あずまもあるという事を初めて知った。
なので、正直なところ、素人が作ったさつまいも。全く期待していなかったのだが…
めっちゃくちゃ甘くて美味しかった!
驚き!前の紅あずまは息子は全く食べなかったのだが、
今日のおいもは私の分まで全部食べられてしまった。(私は皮だけ)
何でも、野菜の皮やほうじ茶の出がらしの葉っぱなんかを肥料にすると、甘くなるそうだ。
畑があったら作ってみたいな。
天気も素晴らしい秋晴れで、気持ちよかった。
写真撮るの忘れたのが心残りである。