fun tsuma

続・予定日を一週間過ぎて

7月
23

続きは長くなりそうなので、自分でも忘れないうちに箇条書き。
(すでにうろ覚えの域に達している)


■7/2 9:00
産科に電話。症状を詳しく伝えると「すぐに来て下さい」とのこと。
やはり破水と判断されたっぽい。羊水は全然生臭くなく、無臭だった。入院バッグを持って階段を降りると、どんどん羊水が流れてくる。陣痛はまだ全くない。

■7/2 9:30
病院着。順番抜かしで診察してもらう。「破水してますね。入院やね。子宮口はまだ指1本分くらい。」ってことで、即入院決定。まだ陣痛はナシ。
産科病棟まで車いすで移動。助産師に「だいたい一般的に、破水してからどのぐらいで産まれるもんなのですか?」と聞くと「24時間くらいかな」といわれ、ちょっとびっくりした。羊水無くなってしまわないのか?と…。聞くと、だんだん羊水が少なくなって来て、押し出すように陣痛が始まるものなのだとの事。「羊水ってどんぐらいあるんですか」と聞くと、「800ml」とのことで、何か思ったより少ない気がしてやっぱり24時間なんか持つのか?と不思議になる。

■7/2 10:00〜20:00
陣痛が全くこないので、早々と到着した母と夫で平和にくっちゃべっては食い、飲みしていた。
助産師曰く「今晩は眠れないかもしれないから、糖分とか取っておいた方がいいよ」との事で、キットカットを所望。糖分解禁。ウマい。
担当医が来て、全然お腹痛くないし兆候もないんですけどと伝えると、「もし明日の朝まで陣痛こなかったら、薬使いましょうか」との事。20:00頃にNST(監視装置)でお腹の張りを計ると、8分おきに定期的な張りはあるが、痛みは全く伴わないので、助産師の反応とか自分的にも明日の朝とかじゃなくて明日の夜ぐらいになりそうな気がし、母と夫には帰宅してもらう。

■7/2 22:00
張りはあるが痛みは無いの繰り返し。一人になったら、誰かが分娩室で呻いている声が聞こえてきた。急に物々しい雰囲気になってくる。その人はおそらくかなりの安産だった(経産婦だったらしい)ようで、すぐにオギャーオギャーと赤子の声も聞こえてきて、「はや!」と感心する。
さらに別の人が陣痛室に入ってくる。既に重い陣痛が来ているみたいで呻き声が激しい。

■7/2 23:00
周りに影響されてか、少しずつ痛みを伴う陣痛っぽいものがやってくる。NSTをつけてもらうと、6分おき。陣痛のレベルは30〜40とかそんなもん。ホントの陣痛になると100超えるらしい。赤ちゃんの心拍はすこぶる元気。子宮口は3cmとの事。まだまだ全然序の口だが、こっから分娩までいったい何時間かかるのか。
助産師曰く「ふんばりたくなったらすぐ呼んで下さい」との事。ふんばりたいってどんな感じですか?と聞くと、「そのときになったら必ずわかる」ですと。

■7/3 2:00
だんだん痛みが強くなる。5〜4分おきぐらい。
腰が重ーく痛ーくなって、さすってないと辛い。母親教室のテキストの呼吸法のページを今さら開き、実践する。ちゃんと練習しとくべきだった。

■7/3 3:00
4分おきぐらい(すでにあんまり覚えてない)。かなり痛い。ウンウンうなってないと辛い。子宮口5cmといわれ、めちゃめちゃがっかりする。(もっと開いてると思った)

■7/3 4:40
死ぬほど痛い。とても耐えられない。もう2分とか3分おき。これはヤバいと思いナースコール。しかしまだ子宮口8cm!どーゆーこっちゃ!まだかい!NSTの数値を見ると、100振り切っていた。

■7/5 4:45
先ほどの耐えられない痛みに加え、「ふんばりたい!」という今まで経験した事のないビッグウェーブが約1分おきに到来。またまたナースコール。別の助産師が来て、やっと「子宮口全開です!」と言ってくれた。そしたらさっきの助産師が「さっき8cmだったよ」といらん事を言ったが、もう一度看てくれて、「やっぱり全開!いきみたくなるだろうけど、今いきむと子宮口が破れて大出血しちゃうから、呼吸法で逃がして下さい」みたいな事言われた気がする。とうとう分娩室へ。たった10mかそこらのあの距離の長かったこと。

■7/3 5:00
分娩室に入った後はどのように分娩台にあがったのか、全く覚えていない。
が、死ぬほどふんばりたいのにふんばってはいけないというあの時間が、お産の行程を通して一番辛かった。辛すぎて1回点滴の針を引き抜いてしまったらしく、怒られた。

■7/3 5:30
夫が到着した頃はもういきんでもOKってとこらへんだったか?正直覚えてない。夫に構っている余裕は全く無し。ふんばりポイントは、自分のヘソを見ながら天井に向かって産み上げるような感じで!とのこと。

■7/3 6:00〜7:00
ふんばりタイム。1分間隔でやってくるビッグウェーブに合わせて2回ふんばる。医師と助産師3人がかりで「もう頭に触ってますよ!」とか「ここが一番狭くて辛いところ!」とかいろいろ言ってくれる。でも「ここが1番辛いところ」が2回あったのには「さっきのはウソかよ!」と脳内ツッコミを入れたりした。

■7/3 7:15
分娩室に入って約2時間、頭が大きいらしく(「この大きさなら3800gぐらいかな!」と言っていたのでギョエー!と思ったが、産まれてみれば3100g。つまりは頭だけがデカかった)、なかなか出てこない。「頭が大きくつっかえているので、吸引します!」と言われた次のウェーブの時、何故か「出来れば何にも頼らず産みたい!」と思い、ありったけの馬力でふんばった。それが幸いしたようで、最後に医師が私のお腹にのっかり、お腹を押してくれた。スッポーンにゅるにゅるっとデッカい何かが出てくるのを感じた瞬間、「オギャーオギャー」と元気な泣き声が聞こえた。嘘の様に痛みが無くなった。7:18出産。

2 Responses to 続・予定日を一週間過ぎて

  1. トモエっち

    いやーそんだけ覚えてるのスゲーっす。冷静よねー

  2. →トモエっち

    後でみんなに報告せな!と思って結構意識的に覚えておこうと思ってたのです。出産後、手帳に時間とかもメモってたんだけど思い出せないもんですね。

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